もうじき師走、寒くなってきましたね。
急に冷え込んできて、風邪を引いてませんか?
体の体温調節ができなくて、一日体が冷えている方も多いと思います。
さらに寒い中で立ち仕事をしている方などは、下半身が冷えてしまいますよね。
疲れがたまって、免疫力が低下してしまうと
『膀胱炎(ぼうこうえん)』になってしまうことがあります。
さらに疲れが溜まって、免疫力が低下してしまうと『膀胱炎(ぼうこうえん)』になってしまうことがあります。
私も寒い中で無理をしてしまったせいか『膀胱炎』にかかってしまいました。
トイレに行ったら、キューンと膀胱が痛み、残尿感や下半身が冷えて寒い。
腰や尾てい骨まで鈍い痛みが出てしまいました。
ゆっくり休みたいものの、でも仕事は休めない。
病院にもなかなか行けない。
病院に行く時間もないし、私は出来れば、病院の薬は飲みたくない。
『膀胱炎』に効く、自然療法 漢方薬のご紹介をします。
膀胱炎とは?その原因や症状について
膀胱炎は、多くの女性が経験する病気で、女性の2人に1人は生涯で一度は経験するとも言われています。
働く女性や更年期の女性に多いのが特徴で、尿をためる臓器である「膀胱」の粘膜に炎症が起こる病気で、大半は細菌によるものです。
トイレを我慢したり、冷えやストレスを溜めることで悪化することがあります。
■症状
排尿後もすっきりしない残尿感がでたり、排尿後や尿の終りに、下腹部に響くような痛みが起こります。
尿が白く濁ったり、血尿が出たりします。
通常膀胱炎だけで熱が出ることはありません。
症状は、急性膀胱炎とほとんど同じで、トイレの回数が多い頻尿や、排尿時の痛み、排尿してもすっきりしない残尿感があるなどがあります。
膀胱炎の治療法について
・水分をたっぷり取る
水分を摂って尿量を多くすることで、細菌を早く体外に出すことができます
・おなかを温める
冷えると症状が悪化するため、なるべくおなかを温めることも大切!カイロが便利です。
・病院に行って抗生物質を服用する
尿検査で菌の種類を調べてもらいましょう。
前述したとおり、膀胱炎の菌は大体決まっているので、その菌を殺すための抗生物質を処方してもらい、数日間きちんと飲めばたいてい治ります。
ただし抗生物質の問題は悪い菌だけではなく、腸内にいる良い菌(善玉菌)まで殺してしまうことです。
となると腸内環境も悪化してしまうので、あまりおすすめできません。
そこで膀胱炎を自然療法で治す方法を紹介します。
自然療法のご紹介
①『里芋湿布』
膀胱の上と、腰の低いところに、里芋湿布を貼ります。
里芋湿布のやり方については
ひざの痛みを取るには里いも湿布(パスタ―)がおすすめ!作り方や使い方も紹介しますをごらんください。
里芋湿布の効果は?
痛くなった夜、寝る前に里芋湿布を子宮と、尾てい骨のところに貼ってみました。
しばらくすると、生姜のピリピリ感がありました。
そして、じんわり温かいのです。
これは効きそう!! と思いました。
悪化しないといいな。と思いそのまま眠りました。
朝寝起きは普段より足元が冷えて目が覚めました。
膀胱炎は下半身や体が体が冷えてるからいけないんだなと実感しました。
こわごわトイレに行って排尿してみると、
『あまり痛くない!嬉』
あの、膀胱炎特有の痛みキューンという痛みはほとんどありませんでした。
里芋湿布の効果は絶大でした。
漢方薬『ウラジロガシ茶』
腎臓結石にも効果がある、ウラジロガシ茶を沢山飲みました。
ウラシロガシ茶は胆石・腎臓結石・膀胱結石などに効果があるとされる健康茶です。
ウラジロガシはカシの木の一種で、葉の裏側が白いため「裏白樫」と名付けられました。
有効成分は、医薬品にもなっているほど結石排出効果に優れています。
炎症を抑えるトリテルペンが、風邪や泌尿器系疾患を予防します。
ウラジロガシに含まれるトリテルペンには抗炎症作用や抗酸化作用、抗アレルギー作用があります。
風邪やぜんそく、膀胱炎や腎臓病などを予防、改善するといわれています。
温かいウラジロガシ茶を飲んでみると、トイレに何回も行きたくなりましたが、悪い菌も一緒に流れ出ていく気がしました。
膀胱炎に用いられる漢方薬
膀胱炎の漢方薬で一般的なものが猪苓湯(ちょれいとう)と五淋散(ごりんさん)です。
猪苓湯はトイレの回数が多いが量が少なく、ノドが乾きやすい状態に使います。
五淋散は冷えやストレスによる膀胱炎で、のぼせや発熱がある時に使われます。
他にも神経性の頻尿には清心蓮子飲(せいしんれんしいん)、
便秘を伴う膀胱炎には桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
といった漢方薬が膀胱炎になった原因や体質により用いられます。
【代表的な膀胱炎の漢方】
☆猪苓湯(ちょれいとう):利尿作用、頻尿、排尿痛、残尿感がありときに血尿が見られる時などにも。
☆五淋散(ごりんさん):高齢者など体が弱い人向き。体力や気力の充実にも用いられます。
今回私は五淋散を飲んでみました。
五淋散を飲んでから、何回もトイレに行くようになりました。
症状もだいぶ治まりました。
膀胱炎や、腰にカイロを貼って温めるのも効果的でした!カイロはお手軽に購入できて、コスパもいいので、助かります。
まとめ
膀胱炎は病院で渡される抗生物質でも痛みは治まりますが、飲まなくなると再発しやすいですし、抗生物質は善玉菌まで殺してしまい、それにより下痢や便秘になる場合もあるので、今回紹介した里芋湿布や漢方を試してみてください。
冷えや疲れから膀胱炎になりやすいので、寒いときや体が冷えるときは、なるべく体を温めることを心がけましょう。