- 花粉症がひどくて夜眠れない
- 最近疲れが溜まってる
- 足がむくんでる
- 夜なかなか寝付けない
そんな時は夜寝る前に『足裏マッサージ』をしてみましょう!
足裏マッサージは即効性があり、すごい効果もあります!
今日は足裏マッサージの効果と、やり方についてご紹介します。
◆足裏マッサージをするようになったきっかけ
足裏マッサージをするようになったのはパートナーの光さんが夜なかなか寝付けない。という時期がありました。
私は「眠れないなら、マッサージでもしてあげようか?」とは言ったものの、マッサージなんてしたこがなかったので、適当に足裏をマッサージしてあげた時のことでした。
台湾でお土産に買った指圧棒を使って足裏をマッサージしてあげました。
はじめ、「痛い!」と言うので、足ツボを調べてみると、イラストがでてきて、痛かったところは、
「ここは胃のところ」「食べ過ぎ?」など、悪いところが良く分かります。
3分くらいマッサージしてると、びっくり!!
光さんはすぐにグーグーと寝てしまったのです。
「足裏マッサージってそんなに効くの?」
しかも、
「足裏をマッサージするだけで、そんなにすぐに眠くなるのもの?!」
と自分でもびっくりしました。
光さん曰く、初めは痛いけど、だんだん気持ちよくなって眠ってしまったそうです。
光さんは毎回足裏マッサージするたびに、あっという間に寝てしまいます。
それに足裏を指圧棒でマッサージすることで、身体の各部位で悪いところがわかるので、マッサージをして改善することができます。
足裏マッサージをすると
- ・よく眠れる
・翌朝の目覚めが良い
・朝、足のむくみがなくなってる
・疲れがとれて元気
など嬉しい効果を実感します。
足裏マッサージの効果をを実感してから、私たちは毎晩足裏マッサージをするようになりました。
◆足は第2の心臓
足は「第2の心臓」と呼ばれています。
足のツボ湧泉(ゆうせん)は、足が血液を送り出すポンプのような役割をしているからです。
心臓から足まで運ばれた血液は、その後心臓のほうへ送り出さなければなりませんが、その働きをしているのが足の筋肉です。
足の筋肉をきたえたり、足をマッサージして血流をよくすることは、全身の血液循環をよくすることにつながります。
ちなみに、足の裏をマッサージする時、足の裏も足ツボを指圧すると思いがちですが、
足の裏はツボではなく、東洋医学とは無関係の反射療法と言います。
足の裏には「湧泉(ゆうせん)」というツボが1つしかありません。
足裏マッサージは、足の裏の反射区を刺激(反射療法と言われるリフレクソロジー)したり、揉んだり、摩ったりすることで足裏に溜まっている老廃物(乳酸や尿酸の塊)を流すことです。
ツボとは経穴(ケイケツ)や経絡と言い中医学、漢方医学、経絡学の概念とされています。
一般には、ツボと言ういますが、専門的には経穴(けいけつ)と言います。
◆経穴とは?
東洋医学では、気の存在を前提として身体をめぐる無形のエネルギーを「 気と血(人体内の生気と血液)」の通り道とされています。
経絡という道に主要な場所があります。
これをツボ(経穴)と呼びます。
各々のツボ(経穴)には気が集まりやすく、また悪いもの、気の停滞(邪気)も同時に集まりやすい性質があります。
経穴や経絡を指圧したりするとこで有効なポイントとなるわけです。
不調と呼ばれる諸症状の緩和が見込まれるといわれていますが、ツボ(経穴)は体中に無数に存在します。
一年の365日になぞらえ、約365箇所あるという考えがあります。
◆「つぼ」と「反射区」の違いは?
- ツボ=「点」
- 反射区=「面」
ツボ押しは、血液や神経の通り道(経絡)上にあるつぼ(経穴)をピンポイントで狙って押します。
反射区は老廃物が結晶化した血行のつまりを探しやすく安全な方法なので、民間療法に適しています。
足からくる全身の疲労やむくみは、下半身に流れた血液や水分が足に停滞するために起こります。
放っておくと慢性疲労や腰痛、内臓機能低下、成人病に繋がってしまいます。
そうならないために、予防医学であ足裏マッサージを実践して自然治癒力を高め健康になりましょう。
◆足裏マッサージの効果
足つぼ・足裏反射区刺激をすると自分の体の状態が良くわかるようになります。
主な効果効能は血行促進・新陳代謝の向上です。
血液・リンパの循環が良くなり、老廃物も流れるようになります。
- 足のむくみ解消・足痩せ
- 便秘解消
- 冷え性改善
- 体の各器官の活性化
- 新陳代謝が良くなる
- 活力がめぐる
- 疲労回復
足裏には、全身につながる多くの末梢神経が集まっています。
その反射区(神経の集まり)を刺激することで対応する各器官の働きを活性化させることができるのです。
また、末梢神経の中には、意識とは無関係に働いている自律神経(交感神経と副交感神経)があります。
「気持ちいい」「イタ気持ちいい」刺激を与えることで、体を休息させるときに使う副交感神経が働き、リラックス効果も得られます。
光さんが足裏マッサージをしてすぐに、眠ってしまうのは、この副交感神経が働いているからです。
なるほど!
それでは実際に足裏マッサージをやってみましょう!
◆足裏マッサージのやり方
私の普段実践しているマッサージ方法をお教えします。
〈用意するもの〉
オススメは指圧棒です。力も使わず指が痛くならなくて便利です。
指だとすぐ痛くなってしまう場合があります。
それに指圧棒ならピンポイントで指圧できるので軽い力ですみます。
★足裏マッサージをしてみよう!
まずは足裏を触わってみたり、押して指圧してみたり、引っ張ってみてください。
肌を見て
- 色が変わっている
- 乾燥している
- くぼんでいる
肌を触って
- こりこりしている
- 張っている
- 冷たい
- 痛い
- ざらざらする
など、そんなに力を入れて押してないのにひどく痛む!触ったらゴリゴリする!
という部分があれば、そこを刺激するといいでしょう。
マッサージすることで改善します。
各反射区を強めに押したりもんだりしてみて、特に痛い、硬い、凝っている、などと感じる部分があったら、どの臓器や器官に対応しているか反射区マップでチェックをしてみましょう!
①先ずは足の裏の気持ち良い部分を押します。
土踏まずや足の付け根等、自分で押して気持ち良い所から揉み解すように両足をマッサージしましょう。
反射区マップをみて、各部位を押してみて痛いところは、ゆっくり指圧してみましょう。
はじめ痛いと感じるところも、不思議と続けて押していると痛みが無くなります。
②足の甲の足指の付け根辺りを押します。
身体に良いツボは足の裏だけではなく足の甲にもあります。そこをゆっくりと押して下さい。
③外くるぶし、内くるぶしの周りもマッサージしてみましょう。
④今度はアキレス腱を揉み解します。
アキレス腱を指で挟んで、良く揉んで下さい。
⑤ふくらはぎをマッサージします。
足首からふくらはぎに向かって、指で挟んで強くなぞるようにマッサージしていきます。
目安として先ずは片足につき20回位行ないます。その後、自分がダルさを感じる所や疲労を感じている所を揉み解しましょう。
※足を温めておく事でより高い効果が期待出来ます。
十分に足を温めたら、フットマッサージを行なっていきましょう。
入浴後や、寝る前にマッサージをするのがおすすめです!リラックス効果でよく眠れます。
※マッサージをはじめる前と、終わったあとに、常温の水や白湯など、水分をたくさんとることで、体内の老廃物や、血液・リンパがより流れやすくなるのでおすすめです。
◆足裏マッサージで実感したこと
パートナー光さんや、自分の足裏をマッサージするようになって今、体のどこが悪いのかが分かりました。
光さんの場合、
花粉症がひどくて夜眠れない時は、足裏の鼻のツボ、指の部分をマッサージすると不思議と鼻づまりが治りよく眠れるようになりました。
私の場合
子宮内膜症、卵巣チョコレート嚢腫だったので、子宮、卵巣、股関節のツボが、飛び上がるほど痛かったです。毎日マッサージを続けていくうちに、痛みが和らぎました。すると子宮や卵巣の痛みも感じなくなりました。
足裏で自分のライフスタイルがわかります。
パソコンばかり使う仕事をしていると時 目や腎臓のツボが痛くなりました。
また、重いもの持ったりと力仕事をしていた時肋骨、胸、腰、胃のツボが痛くなりました。
疲れが溜まっている時は腎臓、肝臓のツボが痛い。
食べ過ぎは胃や腸のツボが痛い。
足裏を触れば、自分では気がつかなかった体の悪いところや、無理をしていたことに気がつきます。
足裏マッサージして痛みがツボは確かに無理をしているところなのです。
自分や相手の足裏をマッサージしてあげることで、今の健康状態がわかります。
胃のツボが痛む時、「確かに最近暴飲暴食してたな。」
と食べ過ぎに気づことができ、食事面を改善することができます。
腎臓のツボが痛い時、「最近仕事で無理してたな。」
とストレスを溜め込まないように改善できます。
足裏を触れば、自分の健康状態がハッキリわかるのです。
色々なことに気をとられて、自分の体の声が聞こえなくなることは良くあります。
足裏をマッサージして自分と対話してみてください。
また足裏マッサージを大切な人にしてあげることで、相手も自分も癒されます。
普段気づかない、相手の気持ちも足裏を触ればわかるのではないでしょうか?
◆まとめ
足裏は自分の体の状態を知るのに、とても簡単に知ることができる場所だと思います。
足裏マッサージをして、自分に無理のないライフスタイルを見つけて健康でいられたら良いですね。