今日は私が小麦粉を食べなくなって、やせて健康になったことについて説明します。
私は不食になってから、動物性食品や、食品添加物の入ったものは食べないようにしています。
不食になって10キロ痩せて美しさと健康を手に入れましたが、残念なこともありました。
それは外食ができなくなったことです。
外食に行く楽しみは減りましたが、痩せてスリムになり、体も健康になれました。
◆外食ができなくなった理由
外食ができなくなった理由は「食べると具合が悪くなってしまう。」からです。
【外食に行けない理由】
- 食品添加物の入ったものが多くて食べられない
- 野菜の農薬や除菌薬がこわい
- 油がこわい
- 砂糖がこわい
- 小麦粉を使った料理が多い。
外食では食品添加物、油、砂糖、小麦粉を使った料理はあたりは食べると具合が悪くなるので極力食べません。
【具合が悪くなる例】
- だるい
- 眠い
- 下痢
- 便秘
- 頭痛
- 胃痛
- ガスが溜まる
- 口内炎ができる
- 喉が乾く
- 精神的に不安になる
- 思考力がなくなる
なかなか外食では、無農薬の野菜を使用した料理や、食品添加物を使わない料理は食べられないのが現実です。
◆美味しかったパンやラーメン、パスタ、うどんが食べられない
以前は外食に行くと、ラーメンやうどん、パスタ、など小麦粉を使った料理が多かったです。
「友達とイタリアンに行ったらやっぱ、ワインとパスタとピザでしょ!」
「飲んだ後のラーメンなんて最高!」
なんて感じでした。
パンも大好きでした。
そんな不食になる前の大好きだったものが今は食べると確実に具合が悪くなるのです。
◆具合が悪くなる原因はグルテンだった!グルテンフリーとは?
グルテンは、小麦粉、小麦や大麦、ライ麦などに含まれるたんぱく質です。
グリアジンとグルテニンという2種類のたんぱく質を水でこねることでつくられます。
粘りや弾力があり、パンやうどんのもちもち食感のもととなり、それが美味しいと思う方も多いと思います。
グルテンフリーとは、その小麦に含まれるタンパク質2種がないものを言います。
◆グルテンは小麦アレルギーや、さまざまな不調の原因になる?
グルテンは小麦アレルギーの原因とも言われています。
小麦に含まれているグルテン(タンパク質)はアレルギー反応を起こしてしまうことがあります。
グルテンは、体内にある消化酵素では分解しきれず、分解しきれないものが体の中に溜まるとアレルギーとなってしまうのです。
小麦アレルギーは、消化されないまま腸に到達することで、粘膜に炎症を引き起し、グルテンに異常反応して、体中に発疹ができたり、顔が腫れたりしてしまいます。
ひどい時はアナフィラキシーショックで命を落とすこともあります。
またセリアック病という、グルテンを摂取すると敵が侵入してきたと勘違いし、自らの小腸を傷つけてしまう病気の方も少なくありません。
小腸が傷つくことで、栄養を吸収しにくくなり、消化不良や食欲不振だけでなく、重篤な病気をも引き起こすといわれています。
そのように、グルテンに過敏に反応をしてしまう人は増えています。
グルテンに反応してしまう人は小腸の粘膜に問題が生じて炎症を起こし、必要な栄養素が十分に吸収されなかったり、不要な毒素が体内に取り込まれたりして、慢性的な不調を引き起こす原因になるのです。
【グルテンによる悪影響】
- 便秘
- 下痢などの消化器系のトラブル
- むくみ
- 頭痛
- めまい
- イライラ
- 眠気
- 関節痛
- 疲労感
- やる気がでない
- ADHD(注意欠陥・多動性障害)
- 抑うつ症状など
- アトピー
- ぜんそく
グルテンによって腸内に起きた炎症が、副腎という臓器の疲労の原因になり、これが疲れやすさややる気のなさを引き起こすともいわれています。
食べたあと異常な眠気も、グルテンの中に含まれる『グリアジン』をが原因だと言われています。
グリアジンには血糖値を急上昇させる作用があるのです。すぐに眠くなっていたのは、上がった血糖値が急降下することが原因とされています。
◆グルテンをやめると痩せて健康なる
【グルテンフリーダイエット】
今話題のグルテンフリーダイエットとは、グルテンをやめると痩せるというダイエット方法でセレブや、日本でも話題になりました。
グルテンを多く含む小麦粉を使った食品には、意外にも多く、また高カロリーです。
パンや菓子パン、揚げ物やケーキなど砂糖や油分を多く含む高カロリーの食品が多く見られます。
グルテンフリーダイエットというのは、あまりにも多く使われて小麦粉からで作られた食品をやめることで、グルテンを断ち、体に優しくヘルシーな食事になり痩せやすくなるということです。
その結果、体重減少やサイズダウンなどのダイエット効果が得られます。
さらに、「グルテンは中毒になる」ということも明らかにされています。
小麦粉、麦類に含まれる「グリアジン」には食欲を増進する作用があります。
グリアジンは麻薬ともいわるほどで、『グリアジン』のアミノ酸配列をそれぞれ見てみると、『プロリン』というアミノ酸が並んでいます。
実はその配列がモルヒネにそっくりなのです。
モルヒネと似た構造のものが、血液脳関門を通過して、受容体にくっついてしまうと、中毒症状を引き起こします。
これが原因でハイになったり、反対にイライラしたりするのです。
さらに菓子パンなどに含まれる砂糖、糖質によって血糖値が上がり眠くなったり、だるくなったりと不調を起こしてしまいます。
グルテンをやめることで、猛烈に食べたい!という欲求がなくなってきて、嗜好や体調も改善してくると思います。
また小麦粉製品をやめることで、米粉や、そば、野菜などを食べるようになるので、体も健康になります。
◆小麦粉の代用
といっても大好きだったパンや麺をやめるのは辛いかと思います。
でも!ご安心ください。
今はグルテンフリーなものでも美味しく満足のいく食品も沢山増えてきています。
スーパーや、ネット通販でも入手することができます。
小麦粉を使っていない商品にはこのような表示がしてあります。
- グルテンフリー
- ノングルテン
- 小麦アレルギー対応
●小麦粉の代用品としてオススメの物と活用法
- 米粉: 米を粉にしたもの
- 米ぬか: お米を白米に精米するときに出たもの。無農薬のものを選ぶ
- そば粉 :そばの粉
- 大豆粉: 大豆を乾燥させ粉末にしたもの
- おから: 豆腐を作るときにでるもの
- 麺の代用として、ベトナムフォー
今まで小麦粉を使っていた代わりに、米粉や米ぬかを使ってみてください。
お料理のレパートリーも増え、また新しい味を体感できると思います。
◆まとめ
グルテンをやめることで、また新しい食べ物を見つけられることができます。
さらにグルテンをやめることで、体も楽になり、痩せてきますので、ぜひグルテンフリーを試してみてください。