鹿児島に移住をしてきて、私は『もずく』の入った命のスープを食べるようになりました。
その命のスープを飲んで便秘が解消して体のむくみがなくなり、さらに子宮内膜症と卵巣の病気であるチョコレート嚢腫が治ってしまったのです。
「もずくのデトックス効果と、命のスープの効果はすごいな!」と思いました。
今日は素晴らしい効果がある、『もずく』と『命のスープ』についてご紹介をします。
◆もずくとの出会い
私は東京に在住時に子宮内膜症と、卵巣の病気チョコレート嚢腫になってしまいました。
その時手術をするのがとても怖くて「どうにか自然に治したい。」と思っていました。
そんなとき、導かれるように鹿児島のさつま町に訪れ、さつま町の温泉に浸かる事ができました。
私はさつま町の源泉掛け流し温泉に入り、びっくりしました!
と言うのは、とても身体が温まり、入った後とても元気になりました。
私はその時、『この温泉に入っていたら病気は治る!』と思ったのです。
「さつま町の温泉に入って病気を治す」と決心をして、その一ヶ月後には鹿児島に移住を決めて引っ越しをしました。
鹿児島に越してきてからは、東京では買えない野菜や果物、海鮮物が沢山あり、しかも安く手に入ります。
毎日買い物に行くと色々なものが手に入るのでワクワクしていて、どんなものを作って食べようかと、光さんと楽しく料理をしていました。
びっくりしたのは、鹿児島のスーパーでは、『もずく』がすごい量で売っていて、とても安かったことです。
大パックで200円前後。
安い!
私は普段から海藻は好きでしたが、東京ではなかなか手に入らないし、買っても高いのであまり食べることはありませんでした。
私は鹿児島では、沢山海藻類や、もずくが買えるので嬉しくて、よく買っては積極的に食べるようにしていました。
◆もずくとは?その特徴について
もずくは海藻の一種で、ナガマツモ目モズク科に属する海藻全般を指します。
その中で、食用になるのは、
- オキナワモズク
- イシモズク
の2種類となります。
もずくは全国各地で取れますが、沖縄県が生産量日本一です。
また、沖縄ではもずくの養殖も行われています。
イシモズクは「糸もずく」とも呼ばれ、細いのが特徴。
オキナワモズクは「太もずく」とも呼ばれ、その名の通り太くかみごたえがあるのが特徴です。
低カロリーでありながらも栄養価が高いヘルシーフードです。
食物繊維が豊富に含まれているもずくには、腸内環境を整えて便秘を解消したり、体内の老廃物を排出したりするデトックス美容効果が期待できます。
脂肪の吸収を抑える働きもあるので、食前にもずくを食べるのもいいですね。
また、最近はもずくに含まれるフコイダンと呼ばれる成分が注目を集めています。
フコイダンとは、もずくをはじめとした海藻類特有のヌメリを作っている成分のこと。
フコイダンは
- 胃の粘膜を保護して消化を促進させる
- 悪玉コレステロールや中性脂肪の減少
- 免疫力の向上
などが見込めます。
なお、フコイダンは加熱すると食材から溶け出し、体内に吸収されやすくなります。
酢の物にされることの多いもずくですが、実は火を通して食べることもおすすめなのです。
◆もずくの栄養成分について
フコイダン(水溶性植物繊維)
フコイダンとは、多糖類と呼ばれる糖の仲間で、海藻、特にもずく、昆布、わかめ等に含まれている海藻のぬるぬる成分です。
食物繊維の一種であり、腸内を綺麗にする効果があります。
フコダインは善玉菌の栄養源になり、腸の活動を活発かつ正常にし、腸内環境を整える働きがあります。
《フコダイン効果》
・【便秘、整腸作用】
食物繊維は、腸の働きを助けてくれている善玉菌と呼ばれている腸内細菌の栄養源となり、腸の働きを活発化し、腸のお掃除をしてくれると言われています。
【血液浄化、 動脈硬化防止】
どろどろの血を改善してくれる作用が報告されており、毎日食べ続けることで生活習慣病と言われている動脈硬化の予防にもなると考えられています
【コレステロールを下げる】
コレステロールを包み込み、体外へ排出します。また、体にとって有効な善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らすという報告もあります。
【糖尿病、高脂血症の予防】
食物繊維が砂糖などの栄養素の急激な吸収を緩和する為、糖尿病を予防することができると言われています。
【美肌、老化防止、 抗酸化作用】
ビタミンCなどと同じ抗酸化物質で、活性酸素による体のさび化を防ぎ、守ってくれます。
肌にツヤ、ハリを与えてくれます。
【ガン予防】
ガン細胞だけのアポトーシスを起こし、がん細胞を消滅させると言われています。
(アポトーシスとは、種の存続に不要な細胞を自滅する作用)
アルギン酸
モズク多糖類の80%を占めるアルギン酸が“ぬるぬる”です。
アルギン酸は、体内で塩分(ナトリウム)と結合して一緒に体外に出し、悪玉コレステロールを減し、むくみをなくす働きがあると言われています。
また、アルギン酸は各種のガンを予防する効果もあると言われています。
葉酸
葉酸は水溶性のビタミンB群の一種で、細胞の生産や再生を助ける役割を担っています。
貧血を防ぎ、正常な細胞分裂を促し、別名「造血のビタミン」とも言われています。
体の発育を促してくれる栄養素としても知られ、妊娠中に葉酸を摂取すると、赤ちゃんの先天異常である神経管閉鎖障害のリスクを減らす効果があると言われています。
ミネラル
もずくにはミネラルがたっぷり含まれています。
代表的なものは
①カルシウム :もずくのカルシウム含量は牛乳と同じく100gあたり100mgです。
②マグネシウム:もずくのマグネシウムも牛乳より多く含まれています。
➂マグネシウム:カルシウムの細胞内への異常な取込の防止、骨へのカルシウム沈着の促進などが明らかにされた栄養素です。
カルシウムとマグネシウムをバランス良く摂取できる『もずく』は理想的なカルシウム供給源となる食品といえます。
④ヨード:髪の毛の毛根を活発にする働きがあります。
⑤カリウム: 人体に必要不可欠なミネラルで、体内の余分な塩分を輩出し血圧を下げる効果があります。
また、筋肉や神経の働きを正常にする効果や、老廃物の排出も促す役割もあります。
◆命のスープ
その後、漢方医 春山先生より、
「健康・長寿になるためには、海藻3種、キノコ3種を毎日食べるようにすると良い」と言うことを聞きました。
それから私たちは毎日積極的にもずくを含む海藻3種、キノコ3種を摂るようにしました。
鹿児島はキノコも豊富にあり、原木しいたけが一袋100円と安く手に入ります。
健康・長寿になるためにパートナーの光さんが海藻3種、キノコ3種、玄米乳酸菌水で台湾風スープを作ってくれました。
その台湾風スープが今までに食べたことのない味がして、海藻と、キノコの旨味がすごく出ていました。
その味はまさに、
「ミネラルたっぷりー!」
「身体に染み渡るー!」
という感じがして感動しました。
私の身体に不足していたものが、スーと身体に染み渡った気がしました。
やっぱり私たちは海から生まれてきたんだな。と実感するスープです。
そのミネラルたっぷり台湾スープは
まさに私は『命のスープ』だと思いました。
◆便秘解消!次世代ラーメン
パートナーの光さんは、私と一緒に自然に菜食になってからは、グルテン断ちましたが以前は大のラーメン好きだったそうです。
今はお得意の麺料理と言ったら米粉の麺や、グルテンフリーパスタを使用しています。
今回、光さんが命のスープをベースに作った『台湾風もずくラーメン』の麺は初め米粉のフォーを使用していました。
しかし、海藻やキノコを食べていると、米粉の麺さえもお腹に負担がかかり2人とも、もずくを麺にして食べるようになりました。
その後、すごい効果が!!
今まで生きてきて、感じたとこのないくらい腸がスッキリ快腸になったのです。
もずくラーメンを食べた後は自然にトイレに行きたくなり、
ズドーン!ドカーン!
こんなに気持ちよく快便できたのは、産まれて初めてでした。
命のスープを飲んだ後は、その後も便秘にはならずに毎日快腸でした。
この快便を味わったら、毎日継続したいと思うようになり、毎日食べました。
すると、
- 便秘解消!
- 浮腫がなくなってスッキリ!
- 体重も減った!
- 肌の吹き出物もなくなった!
- 元気になった!
- 貧血が治った!
- 冷え性が治った!
など、びっくり、嬉しい効果がありました。
そして私は小麦グルテンを使用しない台湾風もずくラーメンは「もずくを麺にして食べる”次世代ラーメン”』だと確信しました。
もずくを麺として食べる新しい食べ方は、まさにプラーナ食ですね!
美容と健康を意識している方や、小麦アレルギー、ベジタリアン、ヴィーガン、低糖質を気にして方にオススメです!
◆もずくの美味しいレシピ
私のオススメ、もずくアレンジレシピのご紹介!
もずくのかき揚げ
【材料】
もずく:100g
にんじん:1/4本
玉ねぎ:1/2個
■衣
米粉 :2/3カップ
水 :適量
塩:少々
【作り方】
1. 材料を切る
もずくは食べやすい長さに切り キッチンペーパーで水気を切ります にんじん、玉ねぎは縦にスライスします
2. 衣を作り 揚げる
米粉、塩、水を混ぜ合わせる もずく、野菜を衣に加えて混ぜ合わせます。 170度に熱した揚げ油に 一口分ずつ入れ サクッと揚げます。
【お料理のポイント】
かき揚げにすることで、簡単にもずくの天ぷらが出来ます。
油ハネを防ぐため、必ず水気を切ること!
◆もずくの注意点
もずく酢で最も注意しなければならないのが甲状腺疾患です。
もずくをはじめ、昆布やひじき、わかめなどの海藻類には甲状腺ホルモンの主原料となる「ヨウ素 (ヨード)」が豊富に含まれています。
そのため、ヨウ素を含む食品は健康に良いとされていますが、人間が1日に甲状腺ホルモンを作るのに必要なヨウ素の量は、成人で0.095mg (上限3mg)と決まっいます。
それ以上摂取してしまうと甲状腺肥大や甲状腺ホルモンの異常など甲状腺疾患を誘発させる原因となります。
どんな食べ物でも、食べ過ぎには注意しましょう。
◆子宮内膜症と卵巣チョコレート嚢腫の痛みがなくなった!
海藻とキノコが入った命のスープを飲むようになってから便秘が治って浮腫がなくなり、下っ腹のぽっこり張りもなくなりました。
ずっと痛かった卵巣のチクチク、ズーンとした鈍痛はなくなり、子宮の張りも無くなっていきました。
生理前になると精神的なイライラ、カリカリ、不安な気持ちもなくなり気分も良く、「あれ?」と忘れてしまうくらい安定するようになりました。
生理前後の貧血も無くなり、立ちくらみもなくなりました。
生理不順も治り、生理もダラダラ続くこともなくなりました。
血の塊もでなくなりました。
憂鬱だった生理が今では『月に一度のデトックス』と思うようになり、なんだか体を掃除してくれてる気がしました。
便秘が治ったことで、子宮の辺りや、股関節の辺りの血流が良くなってデトックスしたのかもしれません。
便秘は体全体の流れを止めてしまうのかもしれません。
便秘が良くなったことで、身体全体の流れが良くなったことを実感しました。
私はそうして命のスープを飲み、もずくを積極的に摂るようになってから便秘も治り子宮の痛みもなくなり、その他の不調も改善されたのです。
◆まとめ
海藻3種やキノコ3種を食べることは、大変かもしれませんが、普段食べていないものを食べることで不足していたものを補充できるかもしれません。
もずくは、海からの贈り物で人間に不足しているミネラルやカルシウムを摂取するのにとても良いと思いますので、是非食べてみてください。